【治療】爬虫類のイベルメクチン中毒

イベルメクチン

イベルメクチンは、ほとんどの哺乳類、両生類、魚類、鳥類における線虫や節足動物に対して広範囲に作用することから、幅広く使用されてきたアベルメクチン系抗寄生虫薬です〔Boyce et al.1992,Camargo et al.2013,Davies et al.2000,Jacobson 2007,Langford et al. 2013,Letcher et al.1992,Wilson et al.1996〕。アベルメクチンは土壌中の放線菌Streptomyces avermitilisの発酵産物から産出されるマクロライド系化合物です。γ-アミノ酪酸 (GABA) シナプスに作用してGABA の過剰放出を刺激し、神経組織と筋肉組織のグルタミン酸依存性塩素イオンチャネルに選択的に結合して開くことで、線虫と節足動物に麻痺を引き起こします〔Turner et al.1989〕。線虫等では、GABA は抑制性神経伝達物質ですが、吸虫や条虫はGABAを使用しないため、イベルメクチンはこれらの寄生虫には効果がありません。受容体に不可逆的に結合するため、効果が減少する前に代謝される必要があります。ほとんどの哺乳類では、イベルメクチンは血液脳関門を通過できず、効果を示しません。イベルメクチンは、経口または非経口投与が可能で効力も強いため、ごく少量の投与で、効力は他の駆虫薬をはるかに上回っています〔Soll 1989〕。これらの特性から、様々な動物の寄生虫感染症の治療に広く使用されていますが、ただし、毒性も考慮に入れて使用しなければいけません。

副作用

主な副作用は神経毒性で、ほとんどの哺乳類種で中枢神経系の抑制とそれに伴う運動失調として現れる可能性があります。薬剤が過剰投与され、血液脳関門を通過した際に発生しますので、血液脳関門に欠陥のある動物は、イベルメクチン中毒のリスクが高くなります。臨床的検索では、子猫はイベルメクチンの毒性に敏感であり、一部の犬種ではこの薬は禁忌となります。イベルメクチンはカメの血液脳関門も通過しやすく、しばしば致命的な結果をもたらすというデータがあります〔Soll 1989〕。爬虫類での副作用は 神経学的兆候で、 嗜眠、呼吸抑制、麻痺/麻痺、昏睡、死亡で、神経筋の衰弱に関連し、死は呼吸筋の麻痺によるものです〔Clayton et al.2013,Kim et al.1995,Lovell 1990,Verdú et al.2018〕。これらの症状は曝露後数時間以内に現れ、数日間続きます。イベルメクチンは不可逆的に結合するので、回復するには少なくとも7日かかります。さらに、薬剤を頻繁に投与すると、累積効果が観察されます。イベルメクチン中毒の治療は主に支持療法のみで、呼吸の確保、水分補給、栄養状態に特に注意が払われ、回復する場合は通常、数日から数週間以内です。イベルメクチンは腸肝再循環も受けるため、臨床症状が持続することもあります。

爬虫類での投与

イベルメクチンは、様々な爬虫類で効果的に使用されていますが、主にカメに毒性があるようで、ワニ、トカゲ、ヘビも時折影響を受けます〔Funk et al.2006〕。実際に毒性が発現するのは種類毎の特性あるいは脳関門を通過する特徴なのか解明されていません。

カメ

イベルメクチンはカメの血液脳関門を通過できると仮定され、カメでは GABAがより重要な末梢神経伝達物質である可能性がありますので、一般的には、カメへのイベルメクチンの使用は禁忌になっています。内部寄生虫の治療のため、イベルメクチンを0.4mg/kg1回のみ筋肉投与したアカアシガメ5頭が、極度の麻痺または弛緩性麻痺の状態に陥り、うち1頭は7~10日かけて回復しましたが、残りは投与後3日以内に死亡しました。死後の病理組織学的所見では、肝臓の脂肪変化が一般的に確認されました〔Teare et al.1983〕。同じくミシシッピアカミミガメにイベルメクチン0.2mg/kg投与した例でも、麻痺または弛緩性麻痺を示し、死亡した個体では、同じく肝臓の脂肪変化が示されました〔Bodri et al.1993〕。アカミミガメ、ヒョウモンガメ、アカアシガメの3種のカメでのイベルメクチンの感受性を調べたところ、アカアシガメの研究では、0.05mg/kg という低用量でも、ある程度の麻痺が起こり、少なくとも他の3種のカメは、同様の用量 (0.1mg/kg 以下) でイベルメクチン中毒が発現しやすいことが分かりました。特にヒョウモンガメは、テストした種の中で最も影響を受けやすいようで、0.025mg/kg の用量で一貫して軽度の麻痺を発症し、0.3mg/kg という低用量で死亡した例もありました。アカアシガメの場合、7日未満の間隔で治療を繰り返さない限り、0.05mg/kgの投与量なら死亡することがないと分かったため、この薬用量での線虫治療の効果を調べました。線虫寄生のアカアシガメに6週間にわたりイベルメクチン0.05 mg/kg1週毎投与が行われましたが、2回投与後の糞便検査では完全駆虫ができませんでした〔Teare et al.1983〕。一方で、イベルメクチンと同じアベルメクチン系駆虫薬のドラメクチンは、ミシシピアカミミガメに600µg/kgの高用量でも明らかな副作用が発現しなかった報告があり〔Vivian Lee Ker Chuon et al.2012〕、脳関門の通過には謎が多いです。

トカゲ

トカゲは種類によってイベルメクチンの感受性に多少のばらつきがあるようで、その他の寄生虫治療薬である、オリーブオイル、有機リン酸塩、カルバメート、プレトリンまたはプレトロイドのスプレー/シャンプー、フィプロニルの全身塗布などの治療成績ならびに毒性に関する研究も確立していませんし〔Diethelm 2012〕、一部の薬剤はトカゲに有毒であることが知られています〔Adeyemi et al.2006,Széll et al.2001〕。しかし、フィプロニルに関しては、グリーンイグアナのダニ治療で使用し、効果的で副作用も発現しなかった報告が複数あります〔Farmaki et al.2013,Gazyagci et al.2011〕。イベルメクチンの有効性と信頼性についても詳細は分かっていませんが、一部では、グリーンイグアナ〔Altınok Yipel 2014〕やブラウンアノールの治療で有効であったと報告されています〔Wittman et al.2022〕。しかし、一貫した安全性が指摘されていたないことから、イベルメクチンの局所投与も試されており、イベルメクチン溶液 (5 mg/L) を2週間にわたって4日毎にスプレーで使用し、ダニの駆虫は成功し、副作用も発現しませんでした〔Diethelm 2012,SEVİM et al.2022〕。

イベルメクチンスプレー

海外でが爬虫類にも使用できるイベルメクチンスプレーが販売されていますが、1%注射液を1mL(10mg) を0.95mLの水に混ぜて作ることができます。しかし、イベルメクチンは水に溶けにくいため、スプレーする前によく混ぜてから使用します。混合したスプレーは3 日間有効ですが、イベルメクチンは光に弱いため、使用しない時は暗いキャビネットに保管してください。爬虫類と飼育環境に3~5日毎にスプレーして使用します。

トカゲのイベルメクチン中毒の治療に成功した一例

経口的にイベルメクチン66.7mg/kgを誤って過剰投与を受けたフトアゴヒゲトカゲに、鎮静化して物理的に逆位にして胃洗浄を行い、20%静脈内脂肪乳剤 (ILE) を静脈投与されました。追加の治療には、活性炭とスクラルファートの経口投与、皮下補液、経腸栄養を行いました。4日目まで深い鎮静状態でしたが、その日に精神状態がわずかに改善し、6日目に自力で歩行を開始し、13日目に退院しました。退院後720 日間生存していました〔DeMel et al.2022〕。

カメレオン

フィラリア感染のセネガルカメレオンに、イベルメクチン0.2mg/kg 1回の皮下投与をしたところ、注射後24時間以内に完全な無気力が発生し、7日間続きました。これはイベルメクチンの毒性か、寄生虫駆除療法の結果として血流中で死滅したミクロフィラリアからのエンドトキシン放出を伴う全身反応のいずれかが考えられました〔Szell et al.2001〕。しかし、同じくフィラリア感染のある皮膚の変色と軽度の運動失調の見られたパンサーカメレオンに10μ/kgによる月1回の治療が開始され、ミクロフィラリア血症は最初の治療後に著しく軽減され、2回目の投与後にはほぼ消失し、カメレオンの症状は劇的に改善しました。ミクロフィラリアの死滅によって起こる血栓症、血管炎、アナフィラキシー反応などの副作用には注意が必要であり、支持療法が必要になります。この症例では、イベルメクチン投与の60分前にプレドニゾロンが投与され、また投与の4日前からヘパリンカルシウム投与が開始され、イベルメクチン投与後12日間継続された。〔Bielli 2007〕。


ヘビ

ヘビに対するイベルメクチンも、その効果と毒性に関して一貫した報告はなく、種類的にボールパイソンとインディゴスネークは、毒性を示すために、投与が推奨されて禁忌とされています〔Carprnter 2005〕。線虫に感染したナンダとインドアマガサヘビへのイベクメクチン200μg/kg皮下投与〔Rajesh KD et al.2014〕、吸虫に感染したタイリクシマヘビにイベルメクチン200μg/kg 皮下投与〔Matevsky et al.1987〕、いずれも副作用は見られずに完全に駆虫でき、コーンスネークも0.4または1.0mg/kgの皮下投与でも明らかな毒性は発現しなかったです〔Teare et al.1983〕。誤ってイベクメクチンの過剰濃度の薬用飼料を摂取したマウスを捕食したバロンコタマゴヘビで、イベルメクチン中毒の報告があります〔Hahn et al.2014〕。

イベルメクチン希釈すると白濁する

イベルメクチンを生理食塩水などで希釈しても容易に解けずに白濁分離をします。当然ながらその状態で注射投与などをすると投与量に影響することがあります。正式に実験で投与する際には以下のような溶剤を使用するのが正式になります。

溶媒 N‐メチル‐2‐ピロリドン (NMP; Sigma‐Aldrich; 328634; 15% v/v)、ポリマーポリ乳酸 (PLA; Polysciences; 22505; 5% m/v) およびスクロースアセテートイソブチレート (SAIB; Sigma‐Aldrich; W518107; 85% v/v)、およびイベルメクチン (IVM; Sigma‐Aldrich; I18898; 1.5 μg/μl) から in situ ゲル化溶液を作成して使用されます 〔Camargo et al.2013,Geng et al.2016〕。簡単に説明すると、PLA をホットプレート上で150°Cで溶かし、100°Cで撹拌しながらNMPとSAIBを加え、PLAが完全に溶解して溶液の粘稠度が均一になるまで加熱し、次に温度を50°Cに下げてイベルメクチンを加え、イベルメクチンが完全に溶解するまで溶液を撹拌し続けました。この溶液を 4°Cで保存し、注射前に粘度を下げるために50°Cで撹拌しながら加熱しました。この溶液を皮下注射すると、溶媒が生物の水性環境に拡散し、疎水性ポリマー (SAIB と PLA) が活性薬物イベルメクチンを含む多孔質の半固体ゲルを形成します〔Lin et al.2012〕。このゲルマトリックスはその後、数ヶ月かけてゆっくりと分解し、イベルメクチンと副産物の乳酸とスクロースを放出します〔Göpferich 1996,Phillips et al.1976〕。ゲル化溶液を注入すると、溶媒が消散してポリマーマトリックスが形成される前に薬剤が最初にバースト放出されます〔Geng et al.2016〕。血液中に放出されたイベルメクチンの最初のバーストのため、イベルメクチンの潜在的な毒性作用は注入直後の数日間に発生する可能性があります。

したがって、臨床の現場ではイベルメクチンを希釈した場合は、白濁沈殿するため、よく振って使用するしか対策はありません。効能も当然ながら失活している可能性もあり得ます。

参考文献

  • Altınok Yipel F.The Infestation of Ectoparasites (Hirstiella spp.) Treatment with Ivermectin Solition In a Green Iguana: Case Report.Kocatepe Vet J7:85‐87.2014
  • Adeyemi IG,Adedeji OB.Acute toxicity of acaricide in lizards (Agama agama) Inhabiting dog kennel in Ibadan, Nigeria: An environmental hazard in urban vector control.Environmentalist26:281‐283.2006
  • Barnard SM,Durden LA.A Veterinary Guide to the Parasites of Reptiles – Volume 2: Arthropods (Excluding Mites).Krieger Publ Comp.Malabar,FL.2000
  • Boyce WM,Miller JA,Jessup DA,Clark RK.Use of ivermectin implants for the treatment of psoroptic scabies in free‐ranging Bighorn sheep.Journal of Zoo and Wildlife Medicine23(2):211‐213.1992
  • Bielli M.Preliminary notes on ivermectin to control Foleyella microfilaremia in Panther Chameleon,Furcifer pardalis. Journal of Herpetological Medicine and Surgery17:104‐106.2007
  • Camargo JA,Sapin A,Nouvel C,Daloz D, Leonard M,Bonneaux F,Six JL,Maincent P.Injectable PLA‐based in situ forming implants for controlled release of ivermectin a BCS class II drug:Solvent selection based on physico‐chemical characterization.Drug Development and Industrial Pharmacy39(1):146‐155.2013
  • Carprnter JW.Exotic Animal Formular. 3rd ed.Elsevier Saunders.St. Louis, Missouri:p95.2005
  • Clayton LA,Nelson J,Payton ME, McDonnell JJ,Rossi BH,King‐Rahn K,Woodburn D.Clinical signs,management, and outcome of presumptive ivermectin overdose in a group of dendrobatid frogs.Journal of Herpetological Medicine and Surgery22(1).2013
  • Davies IM,Rodger GK.A review of the use of ivermectin as a treatment for sea lice [Lepeophtheirus salmonis (Krøyer) and Caligus elongatus Nordmann] infestation in farmed Atlantic salmon (Salmo salar L).Aquaculture Research31(11):869‐883.2000
  • DeMel D,Gleeson M,Schachterle K,Thomer A.Successful treatment of ivermectin overdose in a bearded dragon (Pogona vitticeps) using gastric lavage and intravenous lipid emulsion.Case ReportsJ Vet Emerg Crit Care (San Antonio)32(5):680-684.2022
  • Diethelm G.Antiparasitic agents used in reptiles,Exotic Animal Formulary 4th ed.James W.Carpenter ed.Elsevier:p66.2012
  • Farmaki R,Simou C,Koutinas A et al.Effectiveness of a single application of 0ꞏ25% fipronil solution for the treatment of hirstiellosis in captive green
    iguanas (Iguana iguana):An open-label study.Parasitology140:1–5.2013
  • Gazyagci S,Aktaş M,Sari B.The first record of the mite (Hirstiella sp.) on a green iguana from Turkey and its therapy with fipronil – a case report.Vet Arh81:793.2011
  • Hahn A,D’Agostino J,Cole GA.Secondary ivermectin poisoning in South American green snakes (Philodryas baroni). Vet Rec Case Report2(1):e000053.2014
  • Jacobson ER.Parasites and parasitic diseases of reptiles.In Infectious diseases and pathology of reptiles.Jacobson ER ed.Taylor & Francis Group:p571‐666.2007
  • Kenny MJ,Shaw SE,Hillyard PD,Forbes AB.Ectoparasite and haemoparasite risks associated with imported exotic reptiles.Vet Rec154:(14)434-5.2004
  • King C,Jones HI,Tay CY.Arthropod intermediate hosts of Abbreviata antarctica (Nematoda: Physalopteridae) in Australia.Journal of Parasitology99(4):708‐711.2013
  • Langford GJ,Willobee BA,Isidoro LF.Transmission,host specificity, and seasonal occurrence of Cyrtosomum penneri (Nematoda: Atractidae) in lizards from Florida.Journal of Parasitology99(2):241‐246.2013 
  • Letcher J,Glade M.Efficacy of ivermectin as an anthelmintic in leopardfrogs.Journal of the American Veterinary Medical Association200(4):537‐538.1992
  • Lovell RA.Ivermectin and piperazine toxicoses in dogs and cats. Veterinary Clinics of North America: Small Animal Practice20(2):453‐468.1990
  • Matevsky S,Mutafova T.Effects of Ivomec on Some Helminths and Ectoparasites of Hedgehogs,Snakes and Tortoises. Erkrankungen der Zootiere. Verhandlungsbericht des 29.In Internationalen Symposiumsüber die Erkrankungen der Zootiere von20:p367–368.1987
  • Rajesh N,Jayathangaraj MG et al.Efficacy of herbal ectoparasiticides in captive Rat snakes (Ptyas mucosus) REARED IN INDIA.Bulgarian Journal of Veterinary Medicine16(3):223−227.2013
  • Rajesh KD et al.Comparative efficacy of Ivermectin and Fenbendazole in snakes under captivity.Journal of Herpetological Medicine and Surgery1(1):1-6.2014
  • Szell Z,Sreter T,Varga I.Ivermectin toxicosis in a Chameleon (Chamaeleo senegalensis) infected with Foleyella furcata. J Zoo Wildlife Med32(1):115-117.2001
  • Soll MD.Use of ivermectin in laboratory and exotic mammals and in birds, fish and reptiles.In Ivermectin and abamectin.Campbell WC ed,Springer:p260–286.1989
  • SEVİM K et al.Efficiacy of ivermectin solution against Hirstiellosis in green iguanas-case report.Ankara Univ Vet Fak Derg69:441-444.2022
  • Széll Z,Sréter T,Varga I.Ivermectin toxicosis in a chameleon (Chamaeleo senegalensis) infected with Foleyella furcata.J Zoo Wildl Med32:115-117.2001
  • Turner MJ,Schaeffer JM. Mode of action of ivermectin.In Ivermectin and abamectin.Campbell WC ed:p260–286).Springer.1989
  • Teare JA,Bush M.Toxicity and efficacy of ivermectin in chelonians.Case ReportsJ Am Vet Med Assoc1;183(11):1195-7.1983
  • Verdú JR,Cortez V,Martinez‐Pinna J,Ortiz AJ,Lumaret JP,Lobo JM,Sánchez‐Piñero F,Numa C.First assessment of the comparative toxicity of ivermectin and moxidectin in adult dung beetles: Sub‐lethal symptoms and pre‐lethal consequences. Scientific Reports8(1), 14885.2018
  • Vivian Lee Ker Chuon,Goh Yong Meng,Noordin Mohamed Mustapha,Choy Foon Seng.TOXICOLOGY STUDY ON USAGE OF DORAMECTIN IN RED-EARED SLIDERS (TRACHEMYS SCRIPTA ELEGANS).7th Proceedings of the Seminar in Veterinary Sciences27 February – 02 March 2012
  • Wilson SC,Carpenter JW.Endoparasitic diseases of reptiles.Seminars in Avian and Exotic Pet Medicine5(2):64–74.1996
  • Wittman TN,Carlson TA,Robinson CD,Bhave RS,Cox RM.Experimental removal of nematode parasites increases growth, sprint speed,and mating success in brown anole lizards.J Exp Zool A Ecol Integr Physiol24;337(8):852‐866.2022

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。