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多くが副鼻腔炎
鳥類の上気道は、広い眼窩下洞ならびに副鼻腔が特徴で、この領域が死腔になるため感染や炎症が起きやすいです。呼吸器感染であるため、くしゃみや鼻水が起こりく、鼻の周囲が赤くなります。副鼻腔は目と鼻を連絡しているので、目の周りが腫れるだけのこともよくあります。


原因は様々で、ビタミンAの不足や免疫力の低下が引き金になり、細菌、ウイルス、クラミジア(オウム病)、マイコプラズマ、あるいはトリコモナス(寄生虫)の感染です。病状が進行すると、副鼻腔内に膿がたまって顔が腫れることがあります。重篤になると、呼吸困難で苦しくなることもあります。

診断
原因菌鼻腔(副鼻腔)洗浄液の微生物検査や遺伝子(PCR)検査などで鑑別します。トリコモナスなどの寄生虫が原因の場合は、そ嚢液検査が必要です。
治療
原因によって抗生物質や抗真菌剤などの投薬を行います。副鼻腔内に蓄膿した場合には、切開して排膿することもあります。

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