ウサギのお尻の糞がとれません・・・

下痢?盲腸便?どっち?

下痢あるいは盲腸便がお尻にくっ付いていると思われます。

下痢なら早急に対応を!

下痢をしてお尻に糞がついている場合は、下痢の原因を糞便検査などで調べます。
ウサギ下痢
食欲や元気がない場合は、レントゲンや血液検査をすることもあります。

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食糞できない理由探し!

盲腸便が食べられない場合は、以下のことが考えられます。

  • 肥満でお尻に口が届かない
  • 不正咬合のために食べれない
  • 高齢で背骨が変形しているので口がお尻に届かない

このまま糞がついたままであると、お尻周りの皮膚炎だけでなく、悪臭の原因になります。原因を調べて治療し、お尻の糞を除去してあげないといけません。

ウサギ軟便

 

ウサギトリミング

肥満

肥満になり、口がお尻に届かなくなって、盲腸便が食べられない状態になっています。

ウサギの肥満の解説はコチラ!

不正咬合

切歯の過長により、お尻から排泄した盲腸便を上手く食べれずに、こぼしています。

ウサギの不正咬合の解説はコチラ!

背中が曲がらない

ウサギは加齢により、背骨が変形する変形性脊椎症が起ります。そ

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。