飼ってみませんか
モモンガと呼ばれながら、メスはお腹に子供を育てる袋を持っているカンガルーの仲間です。名前を略してフクモモと呼ばれています。
フクモモは丸い目をして、チョロチョロ動いてとても可愛い動物です。野生では手足に付いた膜で滑空する動物です。フクモモを飼うことは、餌を与えて、ケージを掃除するだけではありません。可愛いフクモモですが、野生動物の習性が強くみられ、滑空させたり、本来は群れで生活をしているので、動物同士のコミュニケーションをとらないとストレスがたまりやすくなります。夜行性なので昼間休めるようにケージの中に小屋を設置し、夜は活発になるので、ケージから出して滑空させてあげてください。
一頭で飼う場合は、飼い主さんがフクモモとのコミュニケーションを十分にとってください。コミュニケーションをとるためには、匂いで馴れさせるのがコツになります。人の手に乗せたり、指から餌を与えたりします。
ケージの中でも運動量が増えるように、登り木や棚などを入れてあげれるくらいの大きさのものを用意してあげてください。餌はペレットを主食にし、果物や昆虫は副食として与える程度にし、新鮮な水を常に飲める状態にしてください。病気の早期発見・早期治療に努めて、長生きさせてあげましょう。
フクロモモンガの飼育を極めるならこの本読んで!
フクロモモンガ完全飼育:飼育管理の基本、生態、接し方、病気がよくわかる.誠文堂新光社