フクロモモンガの品種(色変わりは高額)

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色々なカラー

ーペットで流通している個体には、多くの毛色や毛様のバリエーションが流通しています。フクロモモンガの色変わりは貴重価値が高いので、高額な値段で取引きされています。

ノーマル

野生色である基本的なカラーで、ノーマル、ワイルド、クラシックとも呼ばれます。体色の濃淡や色合いで、グレー系ブラウン系と言われることもあります。ブラウン系のカラーは、ブラウンあるいはレッドというカラーバリエーションとして扱う場合もあります。

グレー系
ブラウン系

ホワイトチップ

ノーマルカラーで、尾の先が黒色でなく、白色をしています。

ブラックビューティー

ノーマルカラーで、黒色が濃く発色している。しかし、ノーマルとのグレーとの境界が不明確であるので、個人的な見解が強いです。

バタークリーム

クリーミーな茶色と黄色の頭をしており、縞模様が赤色を帯びているが特徴です。

ホワイトフェイス

耳や目の周り、鼻の周りが白色になっているカラーです。体も全体的に薄い感じになるものが多いようです。ノーマル以外にも、モザイクやクリミノ、プラチナ等のカラ―と同時にみられます。

モザイク

ノーマルのカラーで不規則に毛色が退色したり白抜けしたパータンです。したがって、色々なバリエーションがあります。

リングテール

尾に白色の輪の模様が入るのが特徴です。

リューシスティック

白変種で全身が白色をしており、目は黒目です。

アルビノ

黒色色素が欠乏し、全身が白色で、目は赤目です。

クリミノ

黒色色素が減退したカラーで、淡いノーマルの色をしています。クリミノはクリーム・アルビノの略した言葉で、アルビノよりも茶色みの残った感じで、目はぶどう目をしています。体にうっすらと模様が出ることもあります。

プラチナ

グレーの色味が淡くなったカラーです。

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この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。