コザクラインコの品種 色変わり何百種?何千種?

色変わり種類が多すぎ・・・

色や模様により多くのカラーが作られていますが、コザクラインコのカラーの品種は複雑です。色や模様でなく、俗称で呼ばれるものも多いです。外観や各種資料を参考に基づいて判断していますが、品種名についての確約はありません。一部については品種の特定が困難なので、ご理解下さい。

ノーマル

全体の羽色は濃い緑色、額から前胸にかけては赤色、腰は明るい青色をしています。

ダークグリーン

ノーマルの体の緑色と腰の青色が暗い色をしています。

シナモングリーン

ノーマルの体の緑色と腰の青色が黄色を帯びた明るい色をしています。

アメリカンイエローパイド(タイガーチェリー)

ノーマルに黄色のまだら模様が入り、まだら模様の数や割合は個体差が大きいです。タイガーチェリーとも呼ばれています。

コザクラインコタイガーチェリー

オリーブ

ノーマルの体の緑色と腰の青色が、ダークグリーンよりも暗い色をしています。

オーストラリアンシナモン

顔と額が赤色、体が黄緑色を帯びた黄色をしています。風切り羽はシナモン色、腰は薄青色です。目はブドウ目で、オースロラリアンイエローゴールデンチェリーとも呼ばれています。

アメリカンイエロー

顔と額が赤色、体がからし色のように黒色を帯びた黄色をしています。風切り羽と腰は白色を帯びています。目は黒目をしています、オースロラリアンシナモンとともにゴールデンチェリーとも呼ばれています。

ルチノー

額と顔が赤色、体は黄色、赤い目をしています。風切りと腰は白色を帯びています。目は赤目をしています。ゴールデンチェリーと似ていますが、目のと腰の色で鑑別します。顔が白色、額があんず色、体は繰クリーム色をしています。風切りと腰は白色で、目は赤目です。

アルビノ

体も顔も白色で、目は赤目です。ピュアホワイトとも呼ばれています。

シーグリーン

顔は白色で、額は杏子色、クチバシの付け根がピンク色をしており、先の方がクリーム色になっているのが特徴です。

 

ホワイトフェイス

額の色がなくなり、名前の通り白色の顔が特徴です。体の色によってはホワイトフェイス●●●などと呼ばれます。

ホワイトフェイス・モーブ

ホワイトフェイス・ブルー

オパーリン

顔の色は後頭部まで頭全体に色が入ります。

 

ヤエザクラインコ

コザクラインコとボタンインコの交雑種で、繁殖能力をもたないが、生殖行為や産卵は行えます。一見、ボタンインコのようにみえますが、アイリングが細いこと、クチバシが赤色でなく、オレンジ色をしています。

 

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この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。