ローソンアゴヒゲトカゲ(フトアゴの子分的存在)

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小型のフトアゴなの?昔の名前はランキンスドラゴン

オーストラリアにいるアゴヒゲトカゲの一種で、以前はランキンスドラゴン と呼ばれていましたが、現在は、その名前は使われません。フトアゴヒゲトカゲとよく似ていますが、大きさは半分程度と小型です。

分類

有鱗目アガマ科アゴヒゲトカゲ属
学名:Pogona henrylawsoni
別名:ランキンスドラゴン
英名:Lawson’s bearded dragon,black-soil plains bearded dragon

特徴

アゴヒゲトカゲの仲間ですが、下顎や体側の棘状の鱗があまり発達せず、頭部が体と比較してやや大きく丸みを帯びています。

ローソンアゴヒゲトカゲ

オーストラリアのクイーンズランド州の内陸部の黒土の乾燥した草原、荒れ地、乾燥林に生息しています。その他の生態は、ほぼフトアゴヒゲトカゲと同様のようです。小さいフトアゴという感じで、スペースも小さくてすむので飼育も容易です。フトアゴヒゲトカゲとローソンアゴヒゲトカゲの交雑種であるヴィティキンスドラゴンという種類が流通しています。

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。