グリーンイグアナの品種(緑色じゃないのもいる)

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品種色々あります

グリーンイグアナは鼻先のツノの有無やカラーで品種分けがなされています。

ツノの有無

かつてグリーンイグアナは鼻先にツノがある種類(Iguana iguana rhinolopha)とツノを欠く種類(Iguana iguana iguana)で亜種分けをされていました。しかし、野生でも亜種間の交配も行われているため、現在はIguana iguanaの1種類に統一されています。

下の写真はツノのないタイプです。

グリーンイグアナ

カラーバリエーション

グリーンイグアナはCB(繁殖)個体が多く作られ、アルビノ、アザンティック、エリスリスティック、サンセットアルビノなどが流通しています。それぞれのカラーの交雑種も出回っています。

アルビノ(Albino)

黒色色素が欠乏し、全身が白色のものもいますが、黄色色素が残っているために淡いクリーム色や黄色になることが多いです。
グリーンイグアナアルビノ イグアナ

アザンティック(Axanthic)

黄色色素が欠乏しているために青色を帯びた色になり、緑色に近い青色~きれいな青色まで幅があり、お腹のみが青色のこともあります。ブルーイグアナと呼ばれることもあります。
グリーンイグアナアザンティック グリーンイグアナアザンティック

エリスリスティック(Erythristic)

赤色色素が特異的に多く、赤色が協調されています。レッドイグアナと呼ばれています。

サンセットアルビノ(Sunset-albino)

アルビノに、黄色色素だけが加わった品種で、蛍光色をしています。

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。