ハムスターを初めて飼う人へ(飼育の心構え)

飼ってみませんか

ペットで飼われているハムスターはゴールデンハムスターが有名で、性格が温和な優しいハムスターです。また、小型でチョロチョロと動くるジャンガリアンハムスターキャンベルハムスターロボロフスキーハムスターなども人気がでています。

可愛いハムスターを飼うことは、餌を与えて、ケージを掃除するだけではありません。巣穴を掘ってエサをため込む習性がありますので、ケージの中に小屋を設置して潜る行動を促して下さい。そして、頬袋に餌をたくさんため込んで、運ぶ姿もとても可愛いです。

ハムスターイラスト

夜行性で夜に活動します。思っている以上に運動量が多いので、回し車やトンネルなども入れてあげましょう。

ハムスター回し車

餌はペレットを主食にし、種子や野菜は副食として与えます。新鮮な水を常に飲める状態にしてください。そして、注意する点は、ハムスターには切歯と臼歯がありますが、切歯のみが一生伸び続けることです(常生歯)。物をかじることも習性なので、かじり木なども与えて下さい。病気の早期発見・早期治療に努めて、長生きさせたいですね。

これがポイント!

・ゴールデン、ジャンガリアン、ロボロフスキーとそのハムスターにしますか?
・頬袋があり、餌を詰めて巣に運んでため込む
・主食はペレット
・歯が伸びるのでかじり木を与えて

ほっこり漫画ですが、とてもハムスターの特徴を表しています

ハムスターの研究レポート1.白泉社文庫

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。