運動できて錆びないやつ
フクロモモンガは樹上で生活し、運動量も多く、木から木へと飛び移って滑空します。高い所まで登るので、ケージは横よりも縦に大きいものが理想で、立体的に活動できる木の枝やステージを設置します。脱走しないようにケージの金網には隙間が狭いもの、そして出入口にはカギをつけて下さい。これまで小鳥や小動物用のケージが利用されてきましたが、最近はフクロモモンガ用のケージも多数販売されています。
選び方
高いケージ
野生のように、ペットではケージの中では滑空はしませんが、運動量が確保できるスペースが必要です。特に縦の動きをするので、高さのあるケージが選ばれています。多くの飼育書に最低50 cm以上の高さがあるケージが理想と書かれていますが、具体的な根拠はありません。
ケージの素材選び
フクロモモンガはふやかしたペレットや果物を餌とし、残った餌をそのまま放るので、ケージを汚します。またマーキングをするため、ケージは錆びないステンレス製材質を選んで下さい。錆びることがなく、掃除がしやすいために、最近はアクリル製のケージも使用されています。しかし、アクリル製のケージは中の様子が観察できて、冬場の保温も楽になります。アクリルケージでは湿気がこもりやすいので、通気性の穴が開いているか、ステージなどが取り付けられるかが問題となります。
メンテナンスの便利さ
ケージは掃除のしやすさ、餌の交換が行いやすいかを考えてください。高さのあるケージなので、下にスノコがあると掃除が楽にできます。天井も取り外せるとメンテナンスや餌の交換も楽にできます。
第4位 三晃商会 イージーホーム R37ハイ WH W380×D430×H610mm
お薦めケージでは最小!大きく開く扉で、内部の作業もラクラク、外漏れしない引き出しトレイをしています。
第3位 ジェックス アクリルルーム Ⅲ 390high
初めてアクリルケージ買うならコレ!高さ71㎝のフクロモモンガ用の全面アクリルケージです。好きな場所に取り付けることができるワイヤーネットと木のステップも付いているので、運動量も確保できます。サイドに通気孔も空いており、ヒーターのコード穴もあり、引き出しトレイもあるので、掃除も楽にできます。コストパフォーマンスかなりよいですね。
第2位 三晃商会 C74 イージーホーム40ハイ W435×D500×H620(mm)
掃除しやすいケージならコレ!小動物や鳥用のステンレス製の金網ケージです。フクロモモンガが齧って舐めても安全で、尿等のサビや劣化に強いです。大きく開く扉と天井が取れるので、めちゃケージ内の掃除が楽にできます。高さも約60㎝あり、高さも十分・・・。サンコーのイージーホームシリーズは、尿や餌のカスなどの汚れを確実にトレイに導く構造をとる特許があり、安心できるメーカーの商品になります。
第1位 三晃商会 C26 イージーホーム60 ハイメッシュ W620×D505×H780mm(外寸)(キャスター部50mm含む)
キャスター付きの理想の大きなケージ!キャスター付きで移動も楽チン、約20×20mmの細かなメッシュで高さと空間を備えた理想的なイージーホーム。
まとめ
フクロモモンガ用のケージはまだ数が少ないです。これまで主流であった金網ケージから、専用のアクリル製ケージがじわりじわりと見かけるようになりました。おそらく、今後はもっと機能性が高いケージや、金網とアクリルのハイブリッドタイプなどどんどんと専用のケージが開発されると思います。