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ペレット選びは難しい
ペレットとは人工飼料のことで、セキセイインコに必要な栄養素を粒状に固めたもので、副食を必ずしも与える必要はありません。ペレットを主食にするとシード(種子)では不足しがちな栄養素も補うことができ、栄養バランスも良くなります。しかし、色や形が単調なものが多く、シードよりも、消化性に優れている特徴があります。ペレットを主食にした場合、野菜などの副食は食事メニューのバリエーションをつけるために加える程度でよいとされ、全体の10%位を目安にして与えて下さい。実際の与える量はペレットの袋にも表記されていますが、鳥の栄養状態と体重を測定して加減をします。なお、鳥は嗜好性が高いものを選んで食べる習性がめ、雛や幼鳥時からの餌のメニューをしっかりと考えて与えましょう。

ペレットはシードと比べて嗜好性が落ちるため、これまでシードを主食としてきた鳥に対してペレットに切り替えても、なかなか食べてくれないことが多いようです。急にシードからペレットに変えるのではなく、少しずつ馴らしていく覚悟でいて下さい。
選び方
国産か海外産
欧米には多くの鳥のペレットのメーカーがあり、たくさんのペレットが販売されています。今ままでは、海外メーカーが製造した輸入品が主流でした。しかし、輸入品なので輸入が遅れたり、中止になったり、在庫切れのリスクがあります。また、輸送の段階で品質の劣化も考えられます。しかし、ここ数年で数多くの国産のメーカーがペレットを販売するようになりました。残念ながら、日本で飼育されている鳥はシードを主食とする流れなため、ペレットの販売が伸び悩んでいます。
粒の大きさ
ペレットは、超小粒、小粒、中粒、大粒などの商品があり、鳥の大きさに合わせて作られています。セキセイインコやフィンチなどの小鳥には、超小粒~小粒が適しています。これまでシードを食べていた鳥では、種子と同じサイズのペレットを混ぜて与えることで、自ら食べてくれるかもしれません。オカメインコでは中粒、ヨウムやボウシインコなどには大粒のペレットはを与えます。

栄養成分
多くのペレットの栄養成分は、粗タンパク質12~20%、粗脂肪5%くらいになっています。雛や幼鳥、繁殖期、換羽期には高タンパク質で高カロリーの餌が必要になりますので、粗タンパク質が15%の以上のペットを与えます。なお、幼鳥用、繁殖期や換羽期用の栄養価の高いペレットも販売されていますが、成鳥に発育したり、換羽期が終わったら、通常のペレットに戻します。普段与えているペレットに、換羽期や繁殖させる場合には、栄養価の高い同じシリーズのペレットを、少し混ぜて使う方法がとられています。老鳥向けのペレットには、栄養素を考慮し、栄養過多にもならない成分になっています。
サプリメント
ペレットにはサプリメントを配合できるため、様々なラインナップが増えてきました。成長期や繁殖期にタンパク質やビタミン・ミネラル剤、軟便や下痢の予防で乳酸菌やオリゴ糖、繊維質などがサプリメントとして配合されています。鳥の状態や年齢などを考えて選んであげましょう。

合成着色料と糖類は不要
ペレットには、着色料や糖類が添加されていないものが理想ですが、特にインコは色つきのペレットを好みます。もし、色がついて甘未の製品を選ぶ場合は、天然由来の成分を使用しているか確認して下さい。着色されえたペレットを食べていると、糞に色がつくので、病気の早期発見が遅れる可能性があります。果物の成分を添加することで、着色もされ、甘い香りもして食欲が増しますが、肥満以外にも糖尿病の原因になりますので、注意して下さい。

保存性
ペレットはシードよりも日持ちがしない上、劣化しやすいので、保管を考慮しなければなりません。開封後にペレットを使いきるまで時間がかかりますので、アルミ袋であったり、袋にジッパーが付いているような製品が理想です。ペレットの袋は日があたらない暗所保管したり、ジップロックのような密閉袋や容器に入れ替える方法もあります。
お薦め商品
とりあえずペレットにチャレンジするならイースターから初めてみたらいかがでしょうか
イースター株式会社 リトルバードセレクション
国産メーカーで、見た目がまるでシードのような無着色のペレット。健康維持の目的で、乳酸菌、オリゴ糖、ビール酵母などのサプリメント、そして胃腸障害対策で消化酵素も配合されています。ジッパー付きのアルミ袋で、気密性が高く、新鮮さを長持ちささせます。脱酸素剤も袋の中に入っている、栄養はもちろんのこと、劣化対策もばっちりとできている商品。
セキセイインコとマメルリとラブバード向け
リトルバードセレクション セキセイインコ用
40g 300g
オカメインコとラブバードとアキクサインコ向け。丸型と俵型の2種類の粒形状をミックスして食べ飽きない
リトルバードセレクション オカメインコ用
40g 300g
株式会社黒瀬ペットフード NEOシリーズ
国内メーカーのペレットで、脂肪をかなりカットしたヘルシーフードになっています。乳酸菌と納豆菌、消化酵素や食物繊維の供給源となるアルファルファミール、豊かな海のミネラルを豊富に含んだケルプミールなども配合されています。
フィンチ用
ブンチョウ、キンカチョウ、ジュウシマツ、カナリア用
フィンチ類の食性を考え、米粉や動物性蛋白質(ミルワーム・カイコのさなぎ)を配合。粒タイプは約1ミリサイズでフィンチ類でも食べやすいサイズ
30g 300g
超小粒タイプ
セキセイ用
オメガ3脂肪酸を摂取するためアマニ油を配合し、ハーブエキスは抗酸化作用、抗菌作用、食欲増進、ストレス軽減が期待。粒タイプは約1mmサイズ。
30g 300g
小粒タイプ
ラブバード、オカメインコ用
オメガ3脂肪酸を摂取するためアマニ油を配合し、ハーブエキスは抗酸化作用、抗菌作用、食欲増進、ストレス軽減が期待。粒タイプは約2mmサイズ。
30g 300g
ラブバード用
中粒タイプ
オメガ3脂肪酸を摂取するためアマニ油を配合し、ハーブエキスは抗酸化作用、抗菌作用、食欲増進、ストレス軽減が期待。粒タイプは約3mmサイズ。
30g 300g
まとめ
ペレットは一筋縄には食べてくれませんので、気長に一つずつ試してみてください。各メーカーは味や機能に工夫を持たせていますので、見かけは同じでも、味に大きな差があります。じっくりとこの記事を読んで勉強して下さい。