ウサギのサークルの選び方とお薦め商品

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サークルって必需品

ウサギを部屋で運動させて遊ばせる必要があるのはお分かりですよね?ケージの中だけでは退屈になり、ストレスになります。いわゆる部屋んぽさせる時に使います。

ウサギのサークル

サークルはケージ以外の場所で遊ばせる時に空間を仕切るフェンスのことです。部屋んぽの時にサークルなどを設置しないと、電源コードや家具をかじります。部屋の中や庭などの屋外に放す時にもサークルがあると安心ですね。

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選び方

いざ、サークルを購入するとなると何を基準に選べばよいのでしょうか?それは、サークルの大きさ、素材、拡張性、掃除のしやすさ、収納性の5つが選ぶポイントになります

大きさ

ウサギのケージの大きさでなく、サークルを設置するにせよ。ウサギを飼っている部屋が小さいと大きなサークルは設置できません。サークルの大きさの理想の基準はありません。広ければ広いほどウサギは喜んで運動したり、遊んでくれますが、ご自宅の部屋の大きさに合わせて選ぶしかありません。ジャンプ力のある元気なウサギだと高さ50cm位は飛び越える可能性がありますので、サークルの高さは最低でも60cm以上の商品を選んで下さい。長い時間目を離す時は、屋根付きタイプだと安心です。

素材

サークルは金属製、プラスチック製、布やポリエステル製、木製の商品があります。

金属製

金属製は丈夫で掃除も楽ですが、ウサギがかじる心配があります。金属製サークルは重たくて、収納性も確認しないと、使わない時に場所を取ります。

ウサギのサークル

プラスチック製

プラスチック製は軽くて掃除も楽です。しかし、ウサギがかじって破壊する恐れがあります。かじって胃腸に詰まることが心配です。

布やポリエステル製

布やポリエステル製は軽くて扱いも楽です。しかし丈夫ではなく、ウサギがアタックして破壊されたり、かじられる恐れがあります。汚れると掃除も面倒です。

木製

木製は野生の雰囲気もあり、かじり木の代わりにもなります。しかし、かじって破壊され、サークルからウサギが出てしまうことがあります。

拡張性

サークルの大きさがもっと広く、少し狭くしたい時に、大きさが変えられると便利です。連結できるタイプのサークルはフェンスの枚数や取り付け方を変えることで、広さや形状を好みにレイアウトできます。
フェンスの取り付け方が変えられるとコード類や触らせたくない場所を囲うといった使い方もできます。連結できるタイプだと、分解してコンパクトに収納できます。しかし、連結して使用するものなのでサークル自体に安定感がなかったり、隙間ができる可能性があります。隙間からウサギが抜け出してしまうこともあるので注意して下さい。

ケージに取り付けるタイプ

ケージに取りつけて使えるタイプは、巣穴にいるウサギが外に出て周囲を探索するような自然の行動が再現できます。ケージとサークルを自由に行き来できるのでストレスもたまりにくく、好きな時に散歩ができます。ケージに固定して使用するので、サークルで囲うだけよりも安定性もあります。ケージとの互換性や接続部分に隙間ができないか確認しなければなりません。

掃除

ウサギがトイレ以外の場所で排泄することもありますので、サークルも掃除がしやすいか確認してて下さい。ウサギはきれい好きなので、サークルが汚れていると部屋んぽをしないこともあります。
金属やプラスチック製の商品は汚れても拭き取ることができて、水洗いもできるので便利です。連結タイプだと汚れたフェンスだけ外して掃除できます。布製も水洗いできるものや洗濯機で丸洗いできるものな安心です。

収納性

サークルは大きな物なので、使わない時は正直邪魔になります。そのため折りたたんだり、分解して収納できる商品が理想です。軽くてコンパクトなタイプの折りたたみ式は女性や子供でも運べるし、屋外に連れていきたい時にも使えます。

床マット

サークルの床は、そのまま絨毯だと汚れます。ローリングだと足が滑ります。ラビットサークルを設置する場合、マットを準備して下さい。専用のマットも一部で販売されている商品もあります。

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ポイントはコレ!

・ウサギを部屋で運動させる際にはサークルの設置をお薦め
・サークルの大きさは部屋に応じて選ぶ
・素材も金属、プラスチック、布やポリエステル、木製がある
・拡張性、掃除のしやすさ、収納性などの特徴で選ぶ

お薦め商品

第4位 Richell 木製 3WAYサークル ペット用 木製 6面90H ブラウン

おしゃれ感を求めるならコレ!木材と金属で出来たインテリア風のおしゃれなサークルです。サークル以外にも、パネルを切り離してゲートや仕切りにもなりますので3WAY何です。コンパクトに折り畳めますので、使用しない時の保管もできます。高さがも70㎝、広さ十分なので、ケージを取り囲むようにして使えばさらにベター!値段は少々かかりますが、一生使える最高な一品です。

第3位 ジェックス ラビんぐ ラビットサークルワイド

ウサギと一緒に遊べるサークルならコレ!直径なんと140cmの広々とした大きなサークルです。中に入ってウサギと一緒に遊べます。なでたり、おもちゃで遊んだり・・・・ウサギとの距離がぐっと近づきますよ!金属製のパネルの組み合わせで形やサイズも変えれます。

第2位 サンコー ラビット・ワンタッチサークル

自由な形に設定できる?サンコーのイージーホーム(ケージ)に連結可能ですが、また狭い部屋でも長方形などに変形できます。値段に比例して丈夫で、形状変更能力ならばこれが一番で、買って満足感で言えばとても好評です。

第1位 ジェックス ラビットサークル H65 モダンリビング

すごい売れているということは良いサークル?サークルをジェックス社のケージに結合して常設しておいて下さい。6面の金属製のパネルからなり、サークルも自在に形を変えら、部屋に合わせて設置します。価格もリーズナブルなのがうれしいです。

JCRA(ジャクラ)って何なの?

ウサギを幸せに長生きさせたい方は、一般社団法人 日本コンパニオンラビット協会(JCRA:ジャクラ)へ入会しましょう!

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まとめ

いかがでしたか?自宅やお部屋の状況でサークルを選んで下さい。ウサギに部屋んぽをさせて、ストレスのない生活を送らせてあげましょう。

この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。