フェレットの栄養学とお薦めサプリメント

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栄養学

フェレットの解剖・生理を勉強してから、餌の栄養学をしっかり学んでみて下さい。

解剖と生理

フェレットは厳格な肉食動物で、歯列と胃腸は肉食性の餌に適応しています。 その祖先であるヨーロッパケナガイタチは、鳥や小さな脊椎動物を補食しています。

歯列

フェレットの成体の歯列は切歯3/3 犬歯1/1 前臼歯3/3 後臼歯1/2で、計34本です〔Church 2007〕。肉を引き裂く裂肉歯をしており、臼歯は餌を細かく擦りつぶすために石臼状になっている哺乳類が多いなか、フェレットの前臼歯も尖った形状で、さらに上下で全く咬合していないのは、引き裂く機能を優先しているからです。そのためにペレットは歯ごたえがあり、研磨性があり、歯石を減らす機能が求められます〔Johnson-Delaney 2014〕。

消化管

フェレットは犬や猫と比較して短く単純な消化管で、盲腸を欠いています〔Bell 1999〕。単純な管腔なために通過が速く、効率的に吸収できない構造をしています。小腸は身体の約5倍の長さで〔Bell 1999〕、猫は8〜10倍であることから〔Bell 1999〕、かなり短いことが分かります。餌の消化管通過時間は約3時間〔Powers et 2012,Kupersmith 1998〕、幼体だとわずか1時間とさらに短い場合があり〔Bell 1999,Kupersmith 1998〕、また肉を基本とした餌だと148~219分、ペレットでは150~180分〔Bauck 1981〕と犬や猫と比べてもとても短時間です。この急速な通過時間は餌の吸収の非効率性の一因となりますが、さらに腸刷子縁酵素(ラクターゼなど)の濃度も他の哺乳類より低いです〔Bell 1999〕。そして大腸も短く、成体のオスで約10cmで〔Bell 1999〕、腸内細菌叢も十分にあるとは言えません。フェレットは下痢を起こしやすい動物と言えます〔Johnson-Delaney 2014〕。

食餌

肉食動物であるフェレットには、動物性原料からなるフェレット用ペレットを主食にします。主にタンパク質と脂肪を重視し〔McLain et al.1988〕、炭水化物は少量で十分で〔Carpenter 2000〕、野菜は積極的に与える必要がありません。胃腸の通過時間が速いので、消化性の優れた食材が理想で、生肉を中心とした手製の餌を与えることがあります。しかし、生肉を組み合わせた餌だと総合的な栄養成分が不明で、保存も作る手間もかかります。食べるようであれば、ペレット以外にササミや卵などの動物性食材を副食あるいはおやつとして与えてもよいですが、多くのフェレットは何故か食べません。

フェレットは犬や猫のように毎日1~2回採食するのではな く、頻繁に少量を食べる特徴があります。また、ペットのフェレットでも時にペレットやおやつを隠す行動が習性として見られます。 一度に満腹になるまで食べるのではなく、ペレットを少量ずつ頻回で与えるか、あるいは水とともに自由に食べれるようにして下さい(置き餌)〔Kaufman 1980〕。置きエサにすると過食により肥満が懸念される時は、1日の摂取するべきペレットの量を4~5回に分けて与えます。採食回数が多いこと、加齢とともに寝ている時間も多くなり、つまり食べては寝ての毎日のために肥満になりやすいです。


消化管の通過時間が速いために、フェレットは犬や猫のように麻酔で手術をする際に3時間以上前に絶食する必要がありません。4〜6時間で完全に空腹になります〔Bell 1999,Kupersmith 1998〕。幼体では空腹になるとイライラするようになり、かむようになります〔Johnson-Delaney 2014〕。

栄養

カロリー

フェレットの代謝可能なエネルギー摂取量は200〜300kcaL/kg/日の範囲であると推定されています。成長、妊娠、授乳には、維持を超えるエネルギー摂取が必要です〔Kupersmith 1998〕。

脂肪

カロリーの主な源は脂肪になります〔Bell 1999〕。ペットのフェレットでは粗脂肪は20~30%〔Carpenter 2000〕、15~30%〔Bell 1999,Powers et al.2012,Kupersmith 1998〕が必要とされています。脂肪は動物性脂肪が理想で、植物性脂肪より嗜好性も優れています。特に成長期には脂肪から吸収されたエネルギーを最大限に活用し、幼体や授乳・妊娠個体では最低でも約25%が必要になります〔Bell 1999〕。脂肪の欠乏が起こると、被毛粗剛や皮膚の搔痒が見られます。

フェレットは季節的に脂肪が沈着するため、冬に少なくとも30%食餌摂取量が増えて体重を増やします(季節性肥満)。春になって日照時間が長くなると、フェレットは採食量を減らし、余分な脂肪を代謝させ、体重を戻します。しかし、屋内飼育では、自然の生理学的変化は起こらないかもしれません〔Johnson-Delaney 2014〕。

タンパク質

肉食性のフェレットには動物性タンパク質が理想とされ、成体には粗タンパクが30~35%〔Bell 1999〕、32~38%〔Carpenter 2000〕、30~40%〔Bell 1999〕を必要とされています。繁殖期のメスは30%未満のタンパク質を含む餌では繁殖せず、35~40%が必要になります〔Bell 1999〕。成長期や繁殖個体では最低約35%が必要という報告があります〔Bell 1999〕。そして、これらのタンパク質も高い消化率が求められています。

炭水化物

犬は60%以上の炭水化物を含む餌を効率よくエネルギー源として利用できますが、腸管が短く代謝が異なる猫では、炭水化物が餌の40%を超えると上手く利用できません〔Bell 1999〕。フェレットは腸管がさらに短く、刷子縁酵素が比較的不足しており、猫よりも炭水化物から十分なカロリーを吸収することができません〔Bell 1999,Hoppes 2010〕。ペレットの形状を保持するのに、つなぎとして澱粉が必要になりますが、フェレットでは澱粉を最小限に使用する努力がなされています。しかし、ペレットも過度に硬いと、歯の摩耗や歯周病を促す可能性がありますので〔Powers et al.20125〕、形状や硬さも入念に考えなければいけません。

(繊維質)

腸内細菌叢が少ないこと、そして結腸を通る急速な通過時間は、フェレットが他の種ほど繊維質を利用することができません。簡単に言うと、フェレットには繊維質を消化する能力や利用の必要性もほとんどないため〔Carpenter et al.1994〕、野菜などの繊維質を大量に与えると軟便・下痢を引き起こします〔Bell 1999〕。野生のイタチでは、獲物となるウサギやネズミなどの腸内容物に含まれている植物だけが、繊維質になる程度です。フェレットにおける粗繊維の必要量は2%以下が理想とされています〔Carpenter 2000〕。

その他

フェレットのビタミンやミネラル要求を評価した研究は数少ないです。カルシウムとリンの比率は他哺乳類と同様に1:1が理想で、市販のペレットは一般的に1.2:1~1.7:1です〔Fox et al.1995〕。本体夜行性のフェレットではビタミンDの活性を目的とするは日光浴は積極的には行う必要はありません。 タウリン欠乏症は、猫の拡張型心筋症および網膜変性と関連していますが、フェレットの餌にタウリンを添加することは特別必要とされていません〔Bell 1999〕。

甘味

ペットのフェレットは、砂糖や果物などの甘味を好みますが、栄養上の利点はほとんどありません。 肉食動物の種における甘味受容体遺伝子と甘味刺激の好みを調べた研究では、フェレットがブドウ糖などよりも果糖を好むことが分かっています〔Li X et al.2009〕。

ペレット

一昔の毛皮用のフェレットはミンクの餌を与えられました。しかし、ペットのフェレットは魚味が好きではなく、代わりに鶏味を好みます〔Bell 1999〕。魚の餌は、一部のフェレットで嘔吐を引き起こす可能性もあります。キャットフードもフェレットに給餌されていた時代もありました。キャットフードに含まれるタンパク質は主に穀物由来(植物性タンパク)である製品が多く、さらにフェレットにとってタンパク質と脂肪が不足している製品が多いです。タンパク質が不足すると、成長不良、免疫低下により感染症に罹患しやすくなります〔Bell 1999〕。さらに植物性タンパクを主食にすると、尿のアルカリ化により、尿結石(ストルバイト尿石)ができやすくなります〔Fox et al.1995,Bell 1999〕。以上の点から、現在は多数のフェレット用のペレットが販売されていますので、この中から選んであげましょう。

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切り替えが難しい

多くのフェレットは、同じペレットを飽きずに生涯にわたって食べ続け、同じペレット以外の食材を要求しないことが多いです。そのために幼体から2~3社の違うメーカーのペレットを混ぜて与える飼い主が多いです。メーカーが欠品になったことなどを考えての対策です。幼体は成体大人より柔軟性がありますが、成体では変えることは、そう簡単にはいきません〔Bell 1999〕。病気をしたフェレットがエサを変えたり、流動食になった後、例え病気から回復しても、元の餌に戻れなくなるケースが多いです。変更が必要な場合は、フェレットが慣れているペレットに嗜好性の良いフェレットバイトなどのサプリメントを混ぜたりします。しかし、フェレットバイトから離れられず、糖質が豊富に含まれたフェレットバイトも毎食に加えることにも問題があります。完璧に切り替える絶対的な方法は残念ながらありません。

生肉主食

野生のイタチは小型哺乳類は鳥やウサギを獲物として捕食し、これらは内臓から骨まで含まれており、完全栄養食と考えられます。動物性素材で高タンパクを必要とするフェレットに生肉を与える給餌も支持されています。生き餌を与えれたフェレットの糞は硬く、量も臭いも少なくなります〔Powers et al.2012〕。

フェレットでは、主にカルシウムを補給せずに全肉を与えると、代謝性骨疾患が起こる報告があります〔Fox et al.1995〕。骨の形成にはカルシウム、リン、ビタミンDのバランスが重要で、生肉だけを主食にすると線維性骨異栄養症(栄養性副甲状腺機能亢進症)も起こります〔Fox et al.1995〕。骨の変形により、フェレットは積極的に動くこともできず、容易に骨折も起こります〔Fox et al.1995〕。また、生肉だけでなく、魚を主食にすると黄色脂肪症(脂肪組織炎、汎脂肪組織炎)が起こります〔Fox et al.1995〕。本来は猫に多発する疾患で、皮下や腹腔内の脂肪が変質し、腫瘤化、または炎症・壊死を生じます。炎症を起こした脂肪が黄色く変色することから黄色脂肪症と呼ばれ、元気や食欲も低下します。魚や生肉に多く含まれている不飽和脂肪酸の過剰摂取、そして抗酸化物質であるビタミンEが不足すると、不飽和脂肪酸が酸化した黄褐色のセロイドと言う物質が沈着して起こります。治療は魚の餌を中止し、ビタミンEを投与します〔Bell 1999,Fox et al.1995〕。生肉を主食にする場合は、ビタミンやミネラルなども添加して、総合的な栄養バランスを考慮しないといけないことが最大の難点になります。

老体フェレット

フェレットは4歳を過ぎると老体期入ります。加齢とともに、生活習慣や食生活を変えて行かなければなりません。慢性腎不全を予防するために、老体のフェレットには低タンパク質食(<35%)が推奨されていますが、高タンパク質食がフェレットに腎炎を引き起こすこと、または低タンパク質食を与えると軽減することを示唆する実際の証拠はありませんが、理論的にはその進行を抑制することは可能です〔Bell 1999〕。老体用の低タンパクのペレットが多数販売されています〔Hoppes 2010〕。しかし、エサの切り替えが苦労するので、早めに少量ずつ現在食べているペレットに加える方法が取られています。

一部のフェレットは、歯が正常に見え、全身性疾患が見られない場合でも、加齢とともに食欲ならびに体重が減ります。ペレットをふやかした方が食べやすくなる場合もあり、時には強制給餌が必要となることもあります。ペレット単独で、または流動食にせよ、フェレットバイトなどの嗜好性の高いサプリメントを加えると、むさぼり食うことが多いため、嗅覚を失っている可能性があります。柔らかい餌では、歯石がつきやすくなる欠点があります。

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飲水

フェレットは乾物した餌の約3倍の水を必要とし、常に新鮮な飲料水を利用できるようにする必要があります〔Johnson-Delaney 2014〕。ボトルタイプの給水器よりも皿タイプから飲むことを好みますが、皿の容器をひっくり返すことが多く〔Bell 1999〕、不衛生にもなるので、壁掛け式のボトルタイプを使います。

採食量約43g/㎏/日
飲水量75-100mL/頭/日
表:フェレットの採食量と飲水量

お薦めサプリメント

完全栄養食を主食としているフェレットにはサプリメントを過剰に与えることは不要です。厳密に言うとカロリーのあるサプリメントを与えた分だけ、ペレットを減らす必要があります〔Johnson-Delaney 2014〕。

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この記事を書いた人

霍野 晋吉

霍野 晋吉

犬猫以外のペットドクター

1968年 茨城県生まれ、東京都在住、ふたご座、B型

犬猫以外のペットであるウサギやカメなどの専門獣医師。開業獣医師以外にも、獣医大学や動物看護士専門学校での非常勤講師、セミナーや講演、企業顧問、雑誌や書籍での執筆なども行っている。エキゾチックアニマルと呼ばれるペットの医学情報を発信し、これらの動物の福祉向上を願っている。

「ペットは犬や猫だけでなく、全ての動物がきちんとした診察を受けられるために、獣医学教育と動物病院の体制作りが必要である。人と動物が共生ができる幸せな社会を作りたい・・・」との信念で、日々奔走中。